2009年11月29日日曜日

誰がこれを食おうか/ウオノエ



この生物を知ったとき、2週間ほどは頭の中から離れなかったです。
それほど僕の鳥肌ツボにはまる寄生生物“ウオノエ”。

鯛や鰺の舌を喰ってそこにスポッと嵌るという世界観も、
真っ白でいやにホーリーなビジュアルも、完璧です。
しばらくは夢どころか白昼に出てきます。

まさか本当にこの目で見てしまおうとは。
それを目の前で生で喰われようとは。
それがトムヤムクンに似た味だと聞かされようとは。
その撮影をしようとは。
ウオノエを知ってから撮影まで、かかった日数2週間足らずです。
なんて仕事してるんだと、いまさらながら痛感しました。

さらに今回の調査では口の中に夫婦が同居してることもわかり(手前の小さいのが夫)、
期待通りにゾクゾクさせてくれました。

しかし、喰うかね。
生で。
虫喰い芸人・佐々木孫悟空氏の伝説を目撃し続けてきましたが、今回ばかりは……。

さて、恐らく世界初のウオノエ生食映像を始めとした珍奇深海魚グルメレポートは11/30発売の『実在する!! 深海の大怪獣』(ミリオン出版)で拝めます。

オオグソクムシの串焼き食映像もあるでよ。

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