2009年8月9日日曜日
オーストラリア視察03/淫語三重殺免れる
オーストラリア視察は、まさにいきものがかりという感じで珍しい生物をみてまわったツアーだったのですが、ここらで少しロスト・イン・トランスレーション的なシャレオツなネタも披露しておきましょう。
シドニーの動物園&水族館まで歩くついでに、冬物のセールを始めた大手デパートDavid Jonesに寄ってみました。
ラインナップ自体はやはり戦前の印象通り、悪い意味でオージーっぽいというか垢抜けない感じではありました。
超高級以外の、いいブランドが皆無でしたね。
しかし近年AFCへ加入し、けっこうな親日国のくせにコム・デ・ギャルソンすら置かないのはどういう理由なんでしょうね。
体型すかね。
じゃ、ワイズでもいいのにね。
ちなみに個人的な雑感ですが、シドニーよりアデレードの方がおしゃれ方向としてはアリだと思いました。
捻挫したアブリルみたいな、ちょいゴスのティーン娘とか、普通にかわいい感じでした。
さて、それはさておき、シドニー最大手のデパートメントで国産のドメスティック・デザイナーなんてのをコツコツ物色していたのですが、そこでとんでもないオージー・ブランドに出くわしてしまいました。
画面中央付近。
“shakuhachi”です……。
親日国故の悲劇というのでしょうか。
哀しいかなそういう意味では合っていて、レディースです。
さて、そのデザインがもの凄いビッチ・テイストな意志が感じられたかというと全くそうではなく、セックス・アピール的にはだいぶ抑えが効いていました。
やっぱり、アレに疎遠そうな日本人が69とか大書したT シャツを着ているのを目撃してしまったときの冷や汗というか、やりきれなさに襲われましたよね。
フェラガモが別フロアにあり、Max Maraは通りの向こうにあったので最悪の事態は避けられていたのですが、それも意図された平和ではないのでしょうからね。
ひとり内心、冷や冷やした午後でした。
(追記:その下の“Life with Bird”もどうかと思いますがね)
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